コミュニティ

東海南中学校の生徒さんが企業学習訪問で来社されました。

2021.10.26

和歌山県海南市にある東海南中学校の生徒さんが企業学習訪問で来社されました。
地域の職場体験授業の一環として毎年数名の生徒さんが来てくれていたのですが、ここ数年は感染症拡大防止の為、中止になっていました。
今回、地元の中学生の皆さんがオカ株式会社を訪問するのは約2年ぶりです。今回インタビューと工場見学という規模を縮小しての開催でしたが、4名の生徒さんが積極的に参加してくださいました。

中学生のみなさんから出た質疑応答を一部抜粋してご紹介

生徒さん 「仕事をする中で気を付けていることはありますか？」: オカ株式会社
生産部高田
「オカ株式会社は製造会社なので、品質管理については一番気をつけてます。たとえば、汚れていたり、針が入っていたり、異物が入っていたり、そういったものが、お客さまに対して入ってしまったらいけないので、品質に対して一番気を使っています。
また、「もう一度買って頂けるよい商品を創ろう」というスローガンがあって、オカの商品を買って頂いたお客さまが、オカの商品を買ってよかった、品質がしっかりしている、また買いたいと思って頂けるように日々努力しています。」
生徒さん 「この仕事をやっていて一番楽しいことはなんですか？」: オカ株式会社
生産部藤井
「お客さまからのお喜びの声を頂いた時ですかね。弊社ではお客様の声を聞くために、商品にお問い合わせ窓口を載せています。こちらには、商品についてのお申し出やお問い合わせ、販売先などの問い合わせがあります。
その中で嬉しいのがお喜びの声です。オカさんの商品を買ってよかった、また買いますなどの声を聞くのが嬉しいですね。
休日などのプライベートでも売り場を見に行くことがありますが、たまたまお客さまがオカの商品を手に取ってもらって買ってくれるのを見かけるのも嬉しいですね。
お客さまからの直接の声や、買って頂いているのを見かけるのが一番うれしいですね。」; オカ株式会社
生産部高田
「各部署で自分が携わった商品がヒット商品になったりしたら、やりがいを感じる。またいい商品をつくろうと、一生懸命やってるので、ヒット商品になったら非常に嬉しいし、やりがいになる。それが励みになりまた頑張ろうという気持ちになります。」
生徒さん 「いろんな商品を作っていると思いますが工夫している点はありますか？」: オカ株式会社
生産部高田
「マットには抗菌防臭の加工をしたり、ふきんなども臭くなりにくいように銀イオン（Ag＋）の加工をほどこしたりしています。洗濯しても機能が長持ちするように、生地に練りこんだりと、最後まで使えるように工夫しています。

トレンドに合わせて、今の需要にあった形や色をつくるため、日本だけでなく海外の展示会などにも赴いて、リサーチをしたり、商品を見て研究をしたりと、たとえば一つの色を決めるにも、たくさんのサンプルを作りもっとも良い色になるように試作を重ねたりしています。」
生徒さん 「どうしてバスマットやトイレマットをつくろうと思ったのですか？」: オカ株式会社
生産部高田
「会社の歴史と関係があるのですが、オカは昭和9年創業、今年で87年になります。株式会社（法人化）50年になります。海南市や紀美野町では棕櫚という素材を利用して、箒や束子を作って産業が発展しました。オカとしても、棕櫚を使ったものを作っていました。戦争が終わり高度成長期にライフスタイルが和風から洋風スタイルにかわり、それに合わせて敷物を作ったのがきっかけです。

例えばトイレなら、マットだけでなくスリッパやカバーなど統一したデザインでトイレ空間のコーディネートを提案して販売するのが特徴でした。

今でもトータルコーディネートできるように、商品開発をしています。そのため、アイテムで色を合わせるのにこだわっています。」; オカ株式会社
生産部藤井
「アイテムによっては素材が違うので、色をぴったり合わすことは難しいのですが、できるだけ違和感のないようにこだわっています。腕の見せどころですね。」
生徒さん 「今オススメの商品はありますか？」: オカ株式会社
生産部藤井
「迷ったときはバスマットは「乾度良好_®」！雑誌でも紹介されています。
水を拭きとった上にティッシュを置いても濡れない速乾性！これが次の人もイヤな気がしない。
ピタプラスは裏面にすべり止め、吸着のついたジョイントマットです。
優踏生洗いやすいは、コンパクトにたたんで洗濯できるキッチンマットでオススメです。
ほんとに“優等生”です！
らくらく便座カバーは便器にすっと置くだけ、ユニバーサルデザインです。」

—- 続いて、工場に移動、バスマットの製作工程の見学に移りました。