OrderMat WaterAid 自由が丘店

OKA Maker’s Spirit オカ メイカーズ スピリット

社長からのメッセージ

代表取締役

岡 洋平Yohei Oka

水回りを中心とするマット製品の先駆者として、時代を牽引し続けるバイタリティーの根源は、初代から受け継がれ、今なお変わらぬモノづくりへの熱量を放っています。

「もう一度 買って頂ける よい商品を創ろう」。

当たり前のことを当たり前として、開発から生産まで、すべての社員のベクトルがこの一点に集中。企業力を高める推進力の中心に、代表取締役社長・岡洋平がいます。

代表取締役社長 岡 洋平

「もう一度 買って頂ける
よい商品を創ろう」
商品で一つにつながる
人の思いと信頼関係

時代の変化とともにライフスタイルも異なり、私たちオカもさまざまな商品を生み出してきました。
しかし、時代を経ても変わらぬ根幹の一つに「もう一度 買って頂ける よい商品を創ろう」という思いがあります。
これは開発から生産まで、スタッフ約90名の総意でもあります。初代から代々、糸一本、部材一つとって、メーカーとして妥協を許さぬ思いが、すべての部署のすべての人間に脈々と受け継がれ、今ここにマット&ラグのパイオニアとしての地位を確立したと考えています。

時に、時代の変動の中で、迷うこともありました。私自身、営業職からのスタートです。デフレで日本経済が低迷し、失われた20年と呼ばれた時代を生きてきました。安ければ売れるという神話的な時代も、私自身が経験しています。
しかし、そんな時代にあっても考えていたことは「乾度良好」や「優踏生」など、「もう一度 買って頂ける」商品たちを守ること。
オカ品質をお客様のもとへ届けるため、全国各地の売り場を守り、価格と品質を守り、時には生産現場とも戦い、当時の社長であった現在の相談役とも衝突したことがあります。

今社会は「お金=モノ」ではなく「お金=満足」の時代になってきています。世の中はモノであふれ、消費者ニーズは多様化し、ライフスタイルも劇的に移り変わっています。「モノからコトへ」。より良い製品を、どこで買うのかさえ、消費者自身が見極め、選ぶ時代。そんな「お客様から選ばれるオカ」であるために、新たな取り組みも始めています。
その一つが、オカブランドを生活の隣に、ライフスタイルのシーンとして寄り添うアイテムの追加。分かりやすく言うと、30代、40代の人たちが手に取り、思わず使いたくなる機能美に長けた商品の開発。マット&ラグという繊維カテゴリーに縛られるのではなく、キッチンやリビング、バスルーム、トイレ周りなど、使うシーンの中にオカ製品を取り入れてもらうためのブランドプロジェクトが始動しました。

暮らしの定番アイテムに、ちょっとした工夫をプラスして、生活に新たな心地よさを生むブランド「PLYS(プリス)」。製作工程を一から見つめ直し、キッチンでもバスルームでも「こういうものがあればいいのに」というアイデアに、デザインを盛り込み、究極の機能美を追求。100近いアイテム数を誇り、次々とグッドデザイン賞を獲得しています。さらに、積極的な事業展開を図るBtoC(企業×消費者)のネットショップ「Mat&RugFactory」(マット&ラグファクトリー)をオープン。2018年には、実際に見て触れてリアルを体感するMat&RugFactoryの直営店を東京の自由が丘に開店しました。

すべてはお客様に直接、開発者やデザイナーの思いが詰まったオカブランドを届けるためであり、ファンになっていただいた一人ひとりのお客様を大切にしていくためです。もちろん、お客様の生のお声を聞き、製品に反映させて具現化するオカならではの強みを、さらに強化させることも視野に入れています。ゴールは、いつの時代も、皆様の生活シーンの一つ一つに、オカブランドが在り続けること。日本だけでなく、世界のお客様たちともグローバルにつながり、玄関を開ければすぐそばにオカの製品があって、入浴タイムや家事の時間に、ちょっとワクワクする便利さや心地よさをのせて、皆様の生活を豊かに彩り続けることができればと考えています。

コーポレートメッセージは「あなたと、信頼関係。」です。これはお客様との信頼関係であり、得意先様や取引先様との信頼関係であり、会社と社員との信頼関係を意味しています。この3つの信頼関係をつないでいるのが、オカという「商品」であり「人」。
たとえどんなに社会に役立つ優れた商品を開発したとしても、お客様や取引先様、さらにはわが社の全社員まで、すべての皆様の信頼を得ることなしに、健全な発展は成り立ちません。この結び付きこそがオカのブランド力であり、人と人の出会いとコミュニケーションこそが、より強固な商品、企業への第一歩。常に「もう一度 買って頂ける よい商品を創ろう」という信念のもと、「あなたと、信頼関係。」という皆様へのメッセージを守り続けるために、オカは進化と発展の歩みを止めることはありません。

相談役 岡 甫

満足にゴールを作らず
お客様と一緒に、
次の一歩

相談役

岡 甫Hajime Oka

「こうして欲しい」、「ああして欲しい」というお客様からの要望に、どうすればいいのか考えることから「モノづくり」は始まります。逆にいえば、その要望がなければ、良い商品は生まれません。一つ一つのお声に耳を傾け、内容を掘り下げ、誠実に応えていくオカのモノづくりの姿勢は、初代から受け継がれたものであり、今もなお変わることがありません。

相談役となった今でも、企業として、また個人としても一番怖いのはお客様の信頼を裏切ること。どんなにその商品が売れていても、一人のお客様の「ここがもっとこうだったら良いのに…」というお声があった時点で再検討。企画から生産、営業まで、私自身と社員みんなが納得できるものであり、自信があるものだけをお客様に提供しています。どんなお声も、どんな可能性も、とことん潰して見定めてから商品化にこぎつけます。プロとして「ユーザーよりも厳しく」、それがオカブランドの商品です。

大切なお客様からのお声は、さまざまな方向から集めています。直接、営業マンが伺うこともあれば、お客様モニターからいただくアンケート方式も確立しています。お客様に一番近いのは、やはりお電話でしょうか。最近ではインターネットの普及もあり、ホームページからいただくこともあります。いずれも皆様からの貴重なお声であり、ご意見。オカの財産となるアイデアの原型ともいえます。
それらを社員全体の共通認識とするため、頻繁に朝礼や会議などで連絡・報告することも、オカの特徴の一つです。

現在は、相談役として俯瞰で会社や社会を見定めるよう心掛けています。半世紀以上、この業界に身を置いたものとして、一ついえることは「次の一歩」。今は、モノが有り余る時代です。だからこそ企業からすれば、たくさんの商品の中から「オカブランド」を選んでもらわなくてはなりません。今、良い結果が出ていても、それに満足せずに次の一歩。お客様にとことん喜んでもらうために、あえてゴールは作りません。新しい工夫であったり、新しいアイデアであったり、現状で立ち止まらず、走り続けることをオカは選びます。

そのためのお客様のお声であり、われわれが培ってきた歴史です。次の一歩は、今までやってきたことの踏襲でもあります。社員教育や資本の蓄積も、その一つ。変化の激しい時代において、何が正解かは、誰も知ることができません。だからこそ、オカの知識や技術、そしてお客様の声と歴史を武器にして、次の一歩に。
しかし、時には失敗することもあるでしょう。今一度、会社を振り返り、世の中を広く見渡して、いくつもの、たくさんの課題を持ち寄って、この時代に臨むことが大切です。
その中で「乾度良好」や「優踏生」、「PLYS」などに続く、次の一歩を、お客様と社員のみんなと一緒に、踏み出したいと考えています。