2022.07.12
足を骨折した社員に聞いた! シューズそのままスリッパがギプス用のシューズとして大活躍した理由
フィットネスクラブで「トイレに靴のままで入る人が多くて困っている。」というお声からできた、ビッグサイズの靴のまま履けるスリッパです。
業務用として、フィットネスクラブだけではなく学校の体育館や工場など様々な場所で活躍しています。ギプスをしたままでも履くことができるので汚れが気になる方にもお使いいただけます。
お客様に用途がわかるよう、足の甲部分には「シューズのままお履きください」と印字されています。全体がポリ塩化ビニル素材なので汚れてしまってもサッと簡単に拭き取ることができます。
感染症対策としても活躍しています。
ウイルスはトイレの外に持ち出さないことが大切です。
実際のウィルス感染対策として、北海道では避難所のトイレにシューズそのままスリッパを採用して頂いております。
一部文書抜粋
「スリッパや靴など、床面からの感染拡大のリスクが高いため、トイレ専用のスリッパは必ず設置する。
ただ、トイレ専用スリッパも共同で使用する物であり、定期的な消毒が必要であるため、靴のまま 履けるスリッパも有効である。
靴のまま履けるスリッパは、屋外の仮設トイレでも使用できるため、トイレを介した感染防止を図る上でも有効である。」
リンク:北海道総務部危機対策局危機対策課避難所での感染症対策検証結果
資料【携帯トイレの準備・設置】:https://www.pref.hokkaido.lg.jp/fs/2/4/6/8/0/0/3/_/10kenshou.pdf
YOUTUBE 避難所での感染症対策検証12【携帯トイレ】ほっかいどうの防災教育DoBowSai
0:25頃にシューズそのままスリッパが映っています
https://youtu.be/oEGVp1JBEYg?t=10
足を骨折した社員にシューズそのままスリッパを使った感想を聞いてみた
Q. 足を骨折をして不便に感じたことはなんですか。
A. 職場や、病院に行くなどの外出のときに、常に足を浮かした状態にして歩かないといけないことが、ものすごくしんどかった。 座っている時でも、足を浮かしていないとギプスが汚れてしまうので、気をつけないといけなかった。(社員Fさん)
Q. シューズそのままスリッパを使おうと思ったきっかけを教えてください。
A. まず、ギプスをするのが初めてでした。病院では「歩くときは松葉杖を突いて常に足をあげておいて下さい」と 言われました。やっぱり常に足を上げておくのは、ものすごく辛い。イスに座ってる時や仕事中は、 足を降ろしておきたいけど、ギプスが汚れてしまうので何かないかと考えていた。(社員Fさん)
Q. シューズそのままスリッパ以外に他のものは考えていましたか。
A. ギプスをすると何も履けないし、普通のサンダルも入らない。 ビニール袋でカバーしないといけないと思っていた。(社員Fさん)
Q. 履き心地やフィット感はいかがですか。
A. 意外とフィット感がよくて、足を上げて歩いてもスリッパは落ちないし、 脱ぐ時もスッと脱げる。玄関に置いておけば、すぐ履き替えられる。 サイズ感もピッタリだった。スリッパ自体もグリップがあって滑らないので履き心地いいですよ。(社員Fさん)
Q. 入院中、看護士さんの中で話題になったと聞いていますが、どのような反応でしたか。
A. 看護士の方に「いいスリッパ履いてますね」と声をかけていただきまして、 スリッパについて説明すると、「患者さんにとっていいのでは」とナースステーションで話題になったと聞いています。(社員Fさん)
Q. 骨折が治ってもこのスリッパを使う機会を考えていますか。
A. 患者さん自体は、怪我が治ってしまったら特に使う機会はないかなと思います。 例えば、病院に置いてくれていたらいいですね。今使っている松葉杖は貸し出しで、骨折が治ったら返すだけなので、 スリッパも同じように貸し出してくれたら、患者さんからするとうれしいと思いますね。(社員Fさん)
実際のインタビューの様子
骨折が治ったら使わなくなる、ギプスシューズやギプスカバーなどを個人で所有することは少し負担がかかります。 また、すぐにギプスをカバーするものが欲しくても、どこに売っているか分からなかったり、オンラインショップで 購入すると届くまで時間がかかったりします。シューズそのままスリッパを、接骨院や整形外科がある病院での貸し 出しや、「足を骨折した方」用のスリッパとして常備いただければ、患者さんにとって非常に有り難いことではないかと思っています。